13日の山梨県内は季節外れの暖かさとなり甲府の最高気温は14.5℃と3月上旬の陽気となりました。全国的にも今年は暖冬で野菜の生育が良好で、価格も求めやすくなっています。

街の人は:
「めちゃくちゃ暖かくなったなと思います今週から」
「日があたって暖かいです」



13日の県内は高気圧に覆われ朝から快晴となりました。最高気温は南部16.7℃、大月16℃、甲府が14.5℃などと各地で3月上旬から中旬並みの気温となりました。



全国的に暖かい今年の冬…。その影響で野菜の価格が例年以上に求めやすくなっています。

とみや青果店 大森功さん:
「暖冬ですからやはり生育がいいということで数多くは出ています。キャベツはかなり安くなっていると思います」



甲斐市にある「とみや青果店」です。



大根やキャベツ、ほうれん草などが例年より1割から2割、安くなっているといいます。



暖かさの影響で生育が良く安定して流通していることが主な要因です。



しかし、いつもの冬なら売れるものの売れ行きが…

とみや青果店 大森功さん:
「暖かいとね、鍋のセットじゃないけれども出方が鈍いなというのはありますね」

Q. いつもの冬よりは売れていない?
とみや青果店 大森功さん:「やはり売れ方が違うなと思います」



鍋料理で食卓を飾る白菜や大根の売れ行きが例年より伸び悩んでいます。

買い物客は:
「気温が高いと鍋しようかという気にはならなくて、中々…」



鍋の頻度にも暖冬の影響があるようです。



店によりますと今後は、冬物野菜から春物野菜へと切り替わるタイミングで多少の値上がりが考えられるということです。