甲府市出身で先天性弱視のヴァイオリニストが同じ障害のある子どもたちに楽器を贈りました。
甲府市役所を訪れたのは甲府市出身のヴァイオリニスト=淺川那由多さんと、淺川さんと活動するシンガーソングライターの神部冬馬さんです。
淺川さんは先天性の弱視で同じ障害がある子どもたちを勇気付けたいと、去年、ライブの収益金の一部10万円を市に寄付していました。
市は去年、この浄財で弱視の子どもたちが楽しめるドラムやマラカスなど8種類の楽器を購入し、きょうお披露目しました。


弱視のヴァイオリニスト 淺川那由多さん:
「同じ境遇で生まれてきた子どもたちにも楽器を通して音楽に触れていただいて、その子たちの人生が豊かになるきっかけが作れたら」
これらの楽器は弱視学級のある市内の小中学校に届けられ、子どもたちが休み時間などで使っているということです。