急拡大する新型コロナウイルスの第7波。
感染症の専門家は子どもたちに目立つ症状があると指摘し、注意を呼びかけています。

山梨大学医学部附属病院 井上修医師:
BA.5は山梨でもまだそんなに確認できていないが、ウイルスの方が変わってきている可能性はひとつある。
今までと感染が広まる経路としては、まったく同じだけど(ウイルスが)ちょっぴりでも感染してしまう可能性がある。
感染急拡大の理由について、感染力の強いBA.5への置き換わりやエアコンの使用で換気がしづらくなっていること、それにワクチン接種から時間が経ち効果が弱まっていることなどを挙げました。

また、県内では10代以下の子どもたちに感染が広がっていて目立つ症状があるといいます。

井上医師:
子どもたちの症状としてはお腹を壊すとか、食欲がでなくて食べられなくなっちゃうとか、いわゆる消化器症状って言われているものが症状として最初に目立ってきている。

いつもより気持ち悪いし、お腹も壊しちゃっているよって場合はコロナ感染かもしれないことを、今しばらくは注意して疑ってかからないといけないのかなと思う。
感染を防ぐためには基本的な対策をこれまでよりも徹底することが重要だと指摘します。

井上医師:
炎天下でマスクを外すのはありだと思うがあまりしゃべらないとか、場を細かく考えてマスクをつけたり外したりしてほしい。

ワクチン3回目打っていないけど、どうしようと思っている方はなるべく早く打ってもらう。そういうこともすごく大事。
子どもたちの症状で、発熱やのどの痛みに加えておなかを壊す・食欲がないといった症状が目立つという事です。そのため、これらの症状がある場合は新型コロナの感染を疑う必要があるとしています。

そして感染拡大を防ぐための対策は、基本的な対策をこれまでより徹底すること。暑くてマスクを外す場合にはあまりしゃべらないなど、適切なマスクの着用をする。
そして早めのワクチン接種が大事だという事です。
