山梨県が進める富士山登山鉄道構想に関する地元説明会について長崎知事は自ら出席する方針を明らかにしました。

山梨県 長崎幸太郎知事:
私自身は出席する方向でスケジュール調整しております。何をお話しするかは当日のお楽しみということで。

富士山登山鉄道構想はふもとから五合目までのスバルライン上に次世代型路面電車LRTを敷くもので、県は事業化に向けて検討を進めています。

11月21日には山中湖村で、23日には富士吉田市で地元説明会が予定されている中、長崎知事は17日の会見で21日の説明会に出席し、23日の説明会にも出席する方向で調整している事を明らかにしました。

地元説明会には構想に反対している富士吉田市の堀内茂市長も出席を表明しています。
なお、会見では12月定例県議会に提出予定の補正予算案の概要が明らかにされました。

総額はおよそ20億円で、このうち14億円が人事院勧告に基づく公務員給与の改定が占めています。

このほか、予算案には新たに民間と共同事業体を設立して全国の公営企業では初めて電力の需給調整市場に参入するための費用や富士急行に貸している県有地の賃料見直しのための弁護士への着手金などが盛り込まれています。
12月定例県議会は12月1日に開会します。







