溝口さんはハチの種類や、巣の大きさなどで防護服を着用せず作業することもあります。

約30m離れた場所からの撮影でも、巣の周りで大量のハチが動き回っているのが確認できます。

最初に煙幕を発生させ、手作りの棒を巣に差し込み、巣の中のハチを気絶させます。

その後、殺虫スプレーで周りを飛ぶハチを撃退、わずか15分で巨大な巣を取り除きました。

ハチの巣駆除の職人 溝口良知さん:
これが女王バチの巣です。今年は15件くらい取った。最初は(駆除が)楽しくて始めた。もう20年やってます。

95歳でハチの巣に立ち向かう元気の秘訣は…

ハチの巣駆除の職人 溝口良知さん(95):
朝水をコップ1杯飲んで、梅をを1つ、1食ごとに食べる。それだけです。

溝口さんはスズメバチを見つけた場合、自力で駆除はせず、市町村や専門の駆除業者などに相談してほしいと話しています。