富士山の夏山シーズンがきのう9月10日で終わりました。

今年は賑わいが戻った一方、登山者の規制や弾丸登山の防止など来年に持ち越しの課題がありました。

富士山の夏山シーズンは7月1日からきのう9月10日までで、山梨県側の吉田口登山道はきょう11日閉鎖されました。

登山者は:
「覚悟していたよりは雨も降らなくて天候も良かったので大丈夫でした」
「たまたま最終日に登ったが良い思い出になった」

富士吉田市によりますと期間中、山梨県側の6合目を通過した人は16万449人で去年の1.4倍に上りました。

富士山で安全登山のパトロールやガイドを行うマウントフジ トレイルクラブの太田安彦代表理事はコロナ禍を超え富士山の注目度の高さを改めて実感しています。

マウントフジ トレイルクラブ 太田安彦代表理事:
活気づいて多くの人が富士山で自然の体験ができたというのは嬉しいこと。

その一方で課題に挙がるのが十分な休息を取らずに山頂を目指す弾丸登山です。