孫を装った男からの「会社の書類が入ったカバンがなくなった」などのウソの電話を信じ90代の女性が現金500万円をだまし取られました。
詐欺の被害にあったのは山梨県甲斐市の90代の女性です。
警察によりますと9月1日、女性の自宅の電話に孫を名乗る男から「電車で寝ていたら会社の決算書類が入ったカバンがなくなった」「おばあちゃんもいくらかお金を用意できないか」などと電話がありました。
話を信じた女性は指定された大月市内の飲食店に行き、店の近くの路上に来た上司のおいを名乗る男に現金500万円を渡したということです。
自宅に戻った後、孫に確認して詐欺と気付きました。
警察は、電話詐欺の防止に向け自宅の電話に音声が自動で録音される装置を取り付けるよう呼びかけています。