新型コロナウイルスの先週1週間の山梨県内の感染者は1医療機関あたり12.15人で、2週連続で前の週を下回りました。

県の対策センターは夏休み期間の受診控えもあり、流行状況が改善されたためではないと指摘しています。

8月7日から13日までに県内41の定点医療機関から報告があった新型コロナウイルスの感染者の数は498人で、1医療機関あたりの平均は12.15人でした。

前の週より感染者は11人、1医療機関あたりの平均は0.26人減少し、県内の感染者は2週連続で前の週を下回りました。

地域別では富士・東部が最も多く14.44人などとなり、富士・東部、甲府、峡東の3つの地域は前の週より増加しています。

県感染症対策センターは「報告数の減少は夏休み期間の受診控えの可能性もあり、感染状況が改善されたためではない」「高齢者の感染が増え、安全な状況ではない」とコメントしています。