ガソリン価格が発表され、山梨県内はレギュラーが5週連続の値上がりで、1L当たり182.8円となりました。
また台風の影響で輸送が滞り、一部の店舗で休業や給油制限が出ています。

資源エネルギー庁によりますと、県内のレギュラーガソリンは1L当たり182.8円で、先週より2.1円値上がりしました。

値上がりは5週連続です。主な要因は政府の補助金の段階的な引き下げで、補助金がなかった場合、1L当たり196.4円と過去最高値になります。

この補助金は9月末で終了するため、経営者は補助金がなくなることの影響を心配しています。

ENEOS一宮インターSS 星野正和マネージャー:
ガソリン税、消費税を何とかしていただければ、10円、20円売値が下がると思う。

一方、台風の影響も出ています。

大手石油元売りのENEOSは、台風7号の影響で静岡県の港に輸送タンカーが入れず、静岡と山梨の509店舗でレギュラーガソリンが不足しています。
県内は富士吉田市や都留市で一時的な休業や、給油を制限する店舗が出ています。

ENEOSによりますと17日にタンカーが入港する予定で、一部地域のガソリン不足は徐々に解消する見通しだということです。