78年前のきょう8月13日は、61人が犠牲となった大月空襲があった日です。

大月市の寺では空襲で亡くなった人々を偲ぶ法要が営まれました。



78年前の8月13日、軍需工場などがあった大月市の中心部がアメリカ軍の爆撃を受け、都留高等女学校の生徒など61人が犠牲になりました。

大月空襲の悲劇を忘れないようにと市内にある行願寺(ぎょうがんじ)では13日、犠牲者を追悼する法要が営まれ遺族や都留高校の生徒など32人が参列しました。

そして法要の後、犠牲者の髪がおさめられている遺髪塚(いはつづか)に花を供えて手を合わせ、平和への祈りを捧げました。

遺族の1人で息子と参列 石部貴加蔵さん:
「子どもがこういったことがあると分かっていれば次の世代に繋げることができる。そういった意味でも今回来たのはすごく有意義だと思う」

また参列した人は、当時の都留高等女学校の校歌を歌い、空襲で亡くなった人々を偲んでいました。