山の日のきょう富士山5合目には大勢の登山者が訪れました。山梨県は登山道が混雑し危険性が認められる場合はきょうから登山道の規制を行います。

大塚郁弥記者:
富士山5合目です。こちらでは多くの登山客や観光客が詰めかけています。
きょうの富士山は雲が少なく5合目からは山頂を望むことができました。3連休の初日のきょう5合目には国内外から大勢の登山者が訪れ、焼きそばやソフトクリームを食べる人の姿もありました。
登山者:
初めてです。楽しみは山頂の景色をみることです。
登山者:
きょうは8合目まで行くんですけど、そこまで行けるか不安です。

県によりますと吉田口登山道の6合目を通過した人は7月から今月8日までで8万3122人で、コロナ禍前の2019年とほぼ同じ水準です。

こうした中、県は登山者が過密状態になり危険が認められた場合、きょうから県が県警に要請して登山道の規制を行うことにしています。
時間帯や場所は問いません。規制の情報は旧ツイッター「X」の「山梨県富士山5合目総合管理センター」のアカウントなどで確認することができます。

なお富士吉田市はデジタルサイネージ=電子看板を今月、6合目に設置し、十分な休息をとらず一気に山頂を目指す「弾丸登山」をしないよう呼びかけています。