新型コロナウイルスの分類が5類に引き下げられてから8日で3か月です。山梨県内は感染者の増加傾向が続き、東京を上回る水準で、県は基本的な感染症対策を継続するよう呼びかけています。

新型コロナの分類は5月8日に5類に移行したため、感染者は全数把握から県内41の医療機関の報告に変更され、毎週木曜日に1週間の感染者数が発表されます。
感染者数は、週ごとの1医療機関あたりの平均人数です。

当初は4.22人でしたが6月下旬から増加傾向となり、先週は14.22人となりました。
県内の感染者は7週連続で前の週を上回っています。また、東京の11.12人を超える水準です。

県感染症対策センターは行動制限がなく、観光などで人の移動が増えたことが感染者増加の要因と分析しています。

また、過去3年間、8月は感染者が増加傾向だったことから、県内はさらに感染者が増えるおそれがあるため、手洗いや換気の徹底など基本的な感染症対策の継続を呼びかけています。