子や孫をかたる男からの「カバンを盗まれた」というウソの電話を信じて山梨県内の80代の男女2人が現金あわせて760万円をだまし取られました。

7月4日甲斐市に住む80代の女性の家に孫をかたる男から「レストランで重要な書類が入ったカバンを置き引きされ現金が必要」などと電話がありました。

話を信じた女性は現金600万円を用意し、自宅に来た上司の甥を名乗る男に手渡し、本当の孫に電話して詐欺と気付き警察に被害届を出しました。

また笛吹市の80代の男性は息子をかたる男からの「店のトイレに入っている間にカバンを盗まれた」という電話を信じ、自宅に来た男にキャッシュカード2枚を渡し、その後160万円が引き出されたということです。

警察は現金を求める電話は詐欺と疑うよう呼びかけています。