高齢者施設に入居できる権利を巡る架空請求で山梨県北杜市の80代女性から200万円をだまし取った疑いで神奈川県の40歳の女が逮捕されました。女は現金を受け取る「受け子」とみられ詐欺事件の一連の捜査で逮捕されるのは3回目です。

山梨県警察本部

詐欺容疑で10日に再逮捕されたのは神奈川県川崎市の自称アルバイトの女(40)です。

警察によりますと5月8日から12日にかけ北杜市の80代の女性の家に住宅メーカーや高齢者住宅運営会社の社員をかたる電話がありました。

女は共犯者と共謀し老人ホームの入居権を巡って「名義を貸すのは違法。200万円を支払わないと共犯で捕まってしまう」などと電話で嘘の話をして東京都内のアパートに現金が入った荷物を送らせ、女が受け取った疑いが持たれています。

女は5月に同じような手口で東京都内のアパートに現金を受け取りに来たところを警察に現行犯逮捕されていて、一連の捜査による逮捕は今回で3回目となります。