畳職人 堀田将迅さん:
実はこの夏、畳製作1級技能士に挑戦しようと思っています。

国家資格の「畳製作技能士1級」は、畳職人の「最高峰の称号」です。
県内で取得しているのは約40人で、畳作りの技術だけでなく、歴史や文化の意義など幅広い知識も問われます。

父と兄は今回の試験で、最も大事なものを身に着けることを期待しています。

堀田畳製作所 3代目 父・堀田登喜夫さん:
1級技能士は自分に対しての戒め。自分に対しての責任、仕事に向き合う姿。

兄・誠道さん:
1級なんだからしっかりしたものを作らなきゃいけないというプレッシャーというか責任感、それが一番メインだと思う。

青春を畳にかけた情熱と…父と兄が託す職人としての誇りを…一針一針に込めて。

23歳の職人は、日本の伝統文化継承に挑み続けます。

畳職人 堀田将迅さん:
1級の名に恥じないような畳を、全国の人にでも山梨の地域の方々にも、一人ひとりに素晴らしい畳をできるよう頑張りたい。