27日夜、山梨県身延町の住宅の室内から散弾銃の銃弾1発がみつかりました。

家の窓ガラスが割れていて、警察は狩猟などの際に発射されたとみて詳しい状況を調べています。

散弾銃の弾が見つかったのは身延町下山の住宅です。

27日午後11時ごろ、この家の住む男性から「寝室の窓ガラスに穴が開き室内に猟銃の弾が落ちている」と通報がありました。

警察が調べたところ、2階の寝室の窓ガラスが円形状に割れ、窓と反対側のクローゼットの中から散弾銃の銃弾1発みつかったということです。

けが人はありませんでした。

警察によりますと、銃弾は全長約4㎝、直径約1.6㎝で、シカやクマなどの狩猟で使われる散弾銃の銃弾とみられています。

警察に対し男性は、狩猟期間中の2022年11月から2023年3月は自宅周辺で発砲音が聞こえたものの、最近は発砲音はなかったと話しているということです。

警察は、何者かが狩猟などの際に誤って散弾銃を発射した可能性が高いとみて調べ、鳥獣保護法違反などの疑いも視野に捜査しています。