山梨県警の働き方改革を考えるプロジェクト会議が開かれました。
今年度は男性の育児休業の取得率向上がテーマで、子育て世帯の警察官らが意見を交わしました。
山梨県警は5年前にプロジェクトチームを作って働き方改革に着手し、職場環境の改善に取り組んでいます。
今年度は男性の育児休業取得の推進をテーマとし、27日の会議には育児休業を取得した男性警察官がメリットを話し、子育て世帯の警察官らが意見を交わしました。

育休を取得した警察官:
(育休を)二週間取らせていただいて、間近で子供たちの成長、妻の手助けなどが出来て非常に良かったと思います。

県警の男性職員の育休取得率は2021年度まで1%未満でした。しかし育休取得で不足した人員を県警本部からそれぞれの警察署に派遣する制度を始めたことで、2022年度の取得率は21.7%に改善し、県警は育児休業の取得を広く呼び掛けることにしています。