山梨県甲州市で市内の男性から別の人の固定資産税を誤まって徴収するミスがあったことが分かりました。

甲州市は市内の男性の口座から男性の母親名義の固定資産税を徴収していますが、昨年度から2年間、別の女性の固定資産税も引き落としていたと明らかにしました。

市によりますと2013年に男性が母親名義の固定資産税を自身の口座から引き落とすように市に依頼した際、当時の職員がこの変更に加えて男性の母親と同姓同名の別人女性の振替先としても誤って紐づけていたということです。

そして昨年度、この女性が固定資産税を納税することになりましたが、2年間にわたり男性の口座から引き落とされていました。

6月14日に男性からの連絡を受けてミスが分かりました。

市は男性に謝罪し誤って徴収した分をすでに返還していて、女性に対しては事情を説明し納税を求めています。

市は他にミスがないか確認を進めています。







