新たな記載漏れが判明しました。
山梨県の長崎知事が代表を務める資金管理団体が、過去2年の政治資金収支報告書であわせて150万円分の収入を記載していなかったことがわかりました。

資金漏れが判明したのは長崎知事が代表を務める資金管理団体「日本金融経済研究フォーラム21」です。

この団体は2021年に県医師連盟が購入した政治資金パーティー券の50万円分を政治資金収支報告書に記載せず、6月19日に修正していました。

UTYが過去の政治資金収支報告書を確認したところ、県医師連盟が長崎知事の政治資金パーティー券として、この資金管理団体に支出した2019年の100万円と2020年の50万円が記載されていないことがわかりました。
指摘を受けて団体は、記載ミスがあったことを認め、速やかに修正の手続きに入ったということです。

政治資金収支報告書は政治資金パーティーで20万円以上の収入があった場合、個別に記載する必要があります。

団体は「ほかにも記載漏れがないか精査し複数人のチェックで再発防止をはかる」としています。