山梨県甲州市ではモモやブドウの収穫シーズンを迎え、手塩にかけて育てた果物が盗まれないよう、パトロールが始まりました。

21日は、JAフルーツ山梨や日下部警察署、それにボランティア団体らが出発式を行い、早速甲州市内の桃畑を見て回りました。

そして、畑に不審者や不審物がないかをチェックしました。

県内では2022年、収穫前のモモが大量に盗まれる事件が相次ぎ、JAフルーツ山梨管内でも被害が2021年より4割ほど増えたということです。

そこで昼夜のパトロールを徹底し、農家には防犯装置の設置を呼びかけることにしています。

JAフルーツ山梨 西島隆組合長:
車をチェックしたり不審な人がいたら、人相や体格を覚えて警察に通報してもらう。

パトロールは、桃や葡萄の収穫が終わる10月上旬まで行われます。







