7月に行われる公立学校の教員採用試験の志願状況がまとまり、小学校の志願倍率は1.5倍と過去最低になりました。

県教育委員会によりますと来年度採用する公立学校の教員試験には前の年度より26人多い826人が志願しました。

採用予定数が41人増えたため、志願倍率は2.74倍と記録が残る2000年度以降初めて3倍を割り込み過去最低となりました。

学校別では高校が8.1倍、中学校が3.3倍小学校が1.5倍で中学校と小学校は過去最低でした。

県教育委員会は定年を迎える教員の大量退職や、小学3年生まで実施している25人学級を4年生まで拡大することを見越して、小学校の採用人数を増やしたためとしています。

1次試験は7月9日に行われる予定で、教員確保のため小学校については今回から東京都内でも試験を実施します。