ワインの一大産地、山梨県甲州市で市が推奨するワインを決める品質審査会が開かれました。

この審査会は、地元のワインの品質を向上させようと年に5回開かれています。

20日は甲州市内にある27のワイナリーから2017年から去年までに仕込んだ赤、ロゼ、オレンジ、スパークリングの4種類、合わせて75点が出品されました。

会場では、大学教授やソムリエなど11人が香りや色、味などを総合的に審査し、5段階で採点しました。

甲州市では醸造家と栽培農家同士が情報交換を活発に行い栽培に力を入れていることから、今年も高品質のワインが多く出品されたということです。

審査の結果、全体の9割近い64点が合格し、市の推奨ワインとして勝沼ぶどうの丘で販売されます。