今年5月の山梨県内の倒産は1件、負債額は2700万円で過去2番目に少なくなりました。

東京商工リサーチによりますと5月の県内の倒産は甲府市内の建築会社1件で負債額は2700万円でした。

倒産件数が0件だった去年に次いで1989年の統計開始以降いずれも2番目に少なくなりました。

倒産理由は新型コロナの感染拡大による受注の落ち込みなどで、今年に入って新型コロナに関連する倒産はこれで5件目です。

東京商工リサーチでは「コロナ禍による体力消耗や円安、原材料高などが倒産を押し上げる懸念があり、とりわけ今年から来年は注視が必要」としています。