甲府盆地の上空で6月、アメリカの軍用機の空中給油とみられる様子が目撃されたことを受け共産党県委員会が山梨県に中止を求めるよう申し入れました。

写真は、6月15日に甲府市内で撮影されたもので米軍の軍用機が空中で給油している様子とみられています。

空中給油をめぐっては去年3月、米軍が県内の上空で行ったことが確認され、これ以降も県内で空中給油とみられる目撃情報が相次いでいます。

19日は共産党県委員会の県議らが県庁を訪れ、空中給油やその訓練の中止を求める申し入れを行いました。

共産党県委員会は「住宅などの上空で行う空中給油は部品の落下といった人命にかかわるリスクもある」として県が国と米軍に抗議するよう訴えています。

県の担当者は「防衛省と情報共有をして県民の安全と安心を第一に対応したい」と答えていました。