2か月に1度の年金支給日に、増加する電話詐欺に遭わないよう警察などが県内各地で注意を呼びかけました。

年金支給日は金融機関に行く人を狙った電話詐欺が増える傾向にあります。
6月15日、甲斐市のスーパーマーケットには警察官が訪れボランティアとともに電話詐欺に注意を呼び掛けるアナウンスを行いチラシを配りました。

高齢者:
年齢を聞かれたり、息子が一緒に住んでるかどうか聞く電話があった。今は登録してない番号は出ないようにしている。


甲斐警察署 生活安全課 中村浩之 課長:
電話でのお金の話はもちろんですが、メールなどでも電子マネーに誘導する事件も増えている。お金が絡む事案があれば詐欺を疑い警察への相談、通報をお願いしたい。

また、甲府市では警察官とNTTの社員が協力し、電話番号を表示したり、非通知の着信を拒否したりする機械を無料で取り付けられることを呼びかけました。

県警によりますと、先月までの電話詐欺の被害の件数は暫定値で20件で、被害額は2278万円にのぼります。

警察は電話で金の話が出たら詐欺を疑うよう呼び掛けています。