米津龍一 気象予報士:
明日の朝の天気図です。台風、さらに前線、これが次第に離れていく形になります。

13日の午後3時までには台風は温帯低気圧に変わります。山梨県への直接的な影響はなさそうです。
これらが去っていきますので、13日は午前中を中心に晴れ間があり、そこから気温が上昇しそうです。
一点注意していただきたいのは、上空に冷たい空気=寒気が入ってきて、地上の気温が上がりますので、その温度差で、大気のバランスが不安定になるんです。
それによって、そこまで気温差が大きくないので13日は県の北部、
具体的には埼玉県と長野県の県境辺りで雨雲が湧きやすくなりますので
山のレジャーを計画されている方はくれぐれもお気をつけいただきたいと思います。

気温がどこまで上がるのか予想最高気温を見ていきますと、
12日と比べて5℃以上も高くなります。12日は4月の下旬から
5月の上旬並みの気温のところが多くなり、13日は盆地と更に東部の辺りで気温が軒並み上がる予想となっています。6月下旬並み。
台風からの置き土産の湿った空気がまだ残る予想となっていますから、かなり蒸し暑くなります。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

13日は貴重な晴れ間となりそうなんですが、その先はどうなるかを週間の天気トピックスで見ていきます。

13日午前中を中心に晴れますが、水曜日、雨が降ったり止んだり、木曜日は予報が難しいのですが午後に雨脚が強まるのではないかと予想しています。
この雨が金曜日の午前中まで続く予想で、午後になると天気が回復してきます。
ということは、もう13日の晴れ間を逃すとまたしばらく洗濯外干しが難しいですから、ぜひ日差しの有効活用をお願いします。

一日すっきり晴れそうなのは、今週の土曜日となりますので、短い時間ですが、日差しの有効活用お願いできればと思います。