避難に必要な連絡先や防災グッズを日常的に確認できるカードとリストを山梨大学が制作しました。

こちらがマイ避難カードと避難計画リストです。

山梨大学の地域防災・マネジメント研究センターが、ここ数年の災害の教訓や住民の意見を踏まえ、富士山科学研究所などと連携して制作しました。

マイ避難カードは、財布などに入れて常に携帯することを想定し、災害時の集合場所や家族や職場、学校などの連絡先を記入する欄が設けられています。

避難計画リストは避難場所や移動手段の記入欄に加え、防災グッズの一覧も表示し、日常的に防災対策を意識できるようにしました。

また、文字や色づかいは高齢者や目に障害がある人に読み取りやすいデザインを採用し、実用性を高めたということです。

山梨大学地域防災・マネジメント研究センター 秦康範准教授:
多くの住民はいざ被災するという経験が非常に少ない、全国の人に活用してもらいたい。
カードと避難計画リストは17日に甲府駅北口の広場で開かれる防災を考えるイベントの会場で配布し、山梨大学地域防災・マネジメント研究センターのホームページでもダウンロードできます。







