運営会社が経営破綻した山梨県北杜市の八ヶ岳リゾートアウトレット。

事業を停止した中でも、これまで自主的に営業を続けてきたテナントがありましたが、8日が最後の一日となりました。

案内放送:「本日の営業時間は10時より18時となっております。
どうぞごゆっくりとお買い物をお楽しみいただけますようご案内いたします」

閑散とした敷地内に響く、案内放送…。

ほとんどのお店が片付けの準備を終えて寂しい雰囲気が漂っています。

北杜市小淵沢町の八ヶ岳リゾートアウトレットです。運営会社が約16億円の負債を抱え経営破綻し、6月1日に事業を停止しています。

その中でも自主的に営業を続けるテナントがありましたが、9日に施設の電気が止まることからきょう8日が最後の営業です。

入居するWHISP resort 小林千恵子 店長:
お客様が来ていただいて帰っていただくときは、やっぱり何とも言えない気持ちです。でも感謝の気持ちでいっぱいでございます。

閉鎖を惜しむ地元の人も訪れていました。

買い物客:
あっクローズだ。閉まっているんだ。何回も来ていたので、ちょっと寂しいかなっていう思いもありながら。こういう場所が無くなってしまうのも、ちょっとやっぱり寂しくなってしまう感じですね。

運営会社は9日に東京地裁へ破産手続きを申し立てる予定です。