甲府市の介護サービス事業者が勤務する予定のない看護師を常勤扱いにして人員の基準を満たしているかのような虚偽の申請をしたとして、指定取消の行政処分を受けました。
指定居宅サービス事業者などの指定取消の行政処分を受けたのは、甲府市の「訪問看護ステーションここれ」です。

この事業者は去年5月、市の指定を受ける際に勤務する予定のない看護師を常勤の看護師として申請し、人員の基準を満たしているかのような虚偽の申請をしたということです。
不正は外部の通報を受けた市の立ち入り調査などで判明しました。
なお、施設は5月8日に廃止の届け出が出されていて、現在は閉鎖されているということです。
市が介護事業者に指定取消の行政処分をするのは今回が初めてで、指導や監査を徹底したいとしています。