

富士山の自然環境を長年研究してきた専門家は、登山者に任意で1000円を徴収するいわゆる入山料について、使い道を納得してもらったうえで義務化と値上げが1つの対策として有効だとしています。



富士山の自然を研究 元都留文科大学教授 渡辺豊博さん:
入山料はもともと入山者の抑制のためのもの。お金を出すことで、登山者にどういうメリット、安全性の向上、危険性が解除されるか(行政側が)きちっと明示しなければならない。

世界文化遺産登録から10年目の夏。
登山者数をどう管理するのか、改めて問われることになります。