新型コロナウイルスの対策が、いわば「平時モード」へと移行することになります。
5月8日の5類への移行に伴い、山梨県は医療提供体制などの見直しを明らかにしました。

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長崎知事:
行政の関与を前提とした限られた医療機関による特別な対応から、幅広い医療機関による通常の対応に歩みを進める。

新型コロナは5月8日から、感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同等の5類感染症へ移行されます。

このため県は、これまで発熱外来は362、入院は19の医療機関で対応していた医療体制を、幅広い医療機関での対応を目指すことにしました。

入院については医療機関同士で調整し、コロナ患者用の病床は確保せず、全ての病院での受け入れを目指すとしています。

5月8日から9月末までを移行期間とし、2023年10月の完全移行を予定しています。

なお発熱などの症状がある人へ医療機関を紹介する、受診相談センターや高齢者施設内での療養体制の整備などは移行後も継続するとしています。