山梨県内では各地の太陽光発電施設から銅線ケーブルが盗まれる被害が相次いでいて、去年からの被害額は少なくとも、あわせて およそ1億4300万円にのぼることがわかりました。

被害にあった施設 山梨県内

県警によりますと県内では太陽光発電施設から銅線ケーブルが盗まれる被害が相次いでいて、1000万円以上の被害を受けた施設もあるということです。

そして去年からの被害は少なくとも30件、被害額は合わせて およそ1億4300万円に上ります。

同じような被害は北関東を中心に発生しているということです。

警察では銅線が1m当たり3000円~1万円と高価格で取引されることから、ケーブルを大量に使用している太陽光発電施設が狙われたとみています。

また被害にあった施設の共通点として山奥に設置され人目に付きにくい大型の太陽光発電施設で、防犯カメラがない、またはカメラの死角がつかれていたということです。

こうした中、山梨県韮崎市の太陽光発電所で銅線ケーブルを盗んだとして13日、カンボジア国籍の男(29)が窃盗の疑いで逮捕されました。