6月のアユ釣り解禁に向け、山梨県甲斐市の県水産技術センターでアユの稚魚の出荷作業が始まりました。
県水産技術センターでは4日朝、体長7cmほどに育ったアユの稚魚400kg、約8万匹が水槽からトラックに積み込まれました。
アユの稚魚は2022年秋に鹿児島県の湖で採卵されたもので、半年間、水温16℃のセンターの地下水で育てられました。
4日は富士川漁業協同組合に出荷され、午前のうちに身延町の常葉川と南部町の福士川に放流されたということです。
県水産技術センター 藤原亮研究員:
例年通り順調に元気に育ち、解禁の6月には釣り人を楽しませてもらえたら。
アユの稚魚の出荷は5月末まで行われ、約6t、120万匹を県内8つの漁協が放流する予定です。