サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府の経営委員会が開かれ、昨シーズンは2年連続で黒字となったことが報告されました。

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昨シーズンのヴァンフォーレ甲府はリーグ18位に沈んだ一方、天皇杯優勝によって1億5000万円の賞金獲得や物販収入の増加があり、営業収入は15億6300万円と当初の予測を大幅に上回りました。

また、感染症対策の緩和に伴い観客動員数が前の年より増加したことなどから純利益は3600万円と2年連続で黒字となりました。

ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ 佐久間悟 社長:
(昨シーズンは)新規のスポンサーが付いたことやグッズが非常に売れた。基本的に(天皇杯の)賞金はチームが勝ち取ったものとして配分率が決まっているので、それに基づいて支出をした。

なお、今シーズンはACL=アジアチャンピオンズリーグの海外遠征費が4000から5000万円ほどとなるなど支出の増加が見込まれていて、コスト削減を強化したいとしています。