大きさはなんと3m。

山梨市牧丘町で、江戸時代から続く伝統の大草鞋づくりが行われました。

【写真で見る】

山梨市牧丘町隼地区の大草鞋作りは、江戸時代から続く無病息災を願う伝統行事で、毎年この時期に行われています。

21日は地元住民が午前8時から足形を作り、わらの束を縄のように編み上げる作業に取りかかりました。

参加者:
あ、(ワイヤー)忘れちゃったよ。

2023年で289年を数えますが、年に1回の作業とあって忘れてしまうことも…

それでも午後2時過ぎに長さ3m、幅1mの大草鞋が完成し、桜の木に吊るしました。

大草鞋製作当番 松井拓也さん:
去年に負けず、硬く丈夫にしっかりつくれた。この地域が幸せになってもらえればと思いながら今年1年を迎えられればいい。

この大草鞋は1年間まつられ、地域の人たちを見守ります。