11票差の激戦となった山梨県道志村の村長選の選挙違反事件です。
嘘の転入届を出し不正に投票を行ったなどとして当選した長田富也村長の親族ら4人が罰金の略式命令を受けました。
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公職選挙法違反などの罪で略式で起訴され、裁判所から罰金の略式命令を受けたのは道志村の長田富也村長の親族ら54歳から84歳の男女4人です。
4人は2021年7月の道志村長選で長田村長を当選させるため嘘の転入届を出し不正に投票したなどとされています。
捜査関係者によりますと4人は道志村の空き家などに住所を移しましたが、交通系ICカードの利用履歴などから住んでいた実態はなかったということです。
長田富也村長:
私が知らなかったとはいえ、親戚の方々だと思うから、お騒がせしたことについては素直にお詫び申し上げます。
道志村長選は11票差の激戦となり男女6人が書類送検されましたが、このうち転入届提出の協力を依頼された2人は不起訴処分になりました。







