山梨県は2022年の9月から12月にかけ消防防災航空隊で暴行や暴言など8件のパワハラがあったと明らかにしました。

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パワハラが発覚したのは防災ヘリによる救助活動や山林火災の消火などを担う県の消防防災航空隊です。

県によりますと2022年12月「40代の隊員2人からパワハラを受けている」という30代の隊員の訴えを受け、聞き取りや訓練映像の検証などをした結果、8件のパワハラを確認したということです。

パワハラをしていたのは指導的役割だった2人の隊員で、2022年9月から11月にかけ、訓練中にヘルメットの上から手で頭を叩いたのが6件、「隊員を続けるのか」といった趣旨の暴言が2件あったという事です。

防災危機管理課 伊藤公仁課長「(航空隊)全体としてパワハラへの意識が薄かった」

県は再発防止に取り組むとしています。