生態系に被害を及ぼすおそれがある大型の外来魚=レイクトラウトが本栖湖で繁殖している可能性があることが分かりました。

これは17日に開かれた山梨県水産技術センターの研究成果発表会で報告されたものです。

山梨・本栖湖

レイクトラウトはサケ科の外来魚で2022年11月、国内で2例目として本栖湖での生息が確認されました。

山梨県水産技術センターの研究成果発表会 17日

他の魚を食べて生態系に被害を及ぼすおそれがあり、水産技術センターなどは駆除するためこれまでに28匹を捕獲しました。

大きさは29.8㎝から92.5㎝と生育状況にばらつきがあり、研究員は本栖湖内で繁殖が進んでいる可能性があると指摘しました。

センターは今後も地元漁協などと協力してレイクトラウトの捕獲を継続します。