甲府市中心街のシンボルで、山梨県民に長く愛されている岡島が百貨店としての生き残りをかけた選択は、近隣の商業ビル ココリへの移転です。


新店舗では買い物客を呼び込むために実施する様々な企画などが、規模の縮小をカバーし多様化する消費者ニーズに対応できるかどうかが課題です。


また、移転に伴って退職する経験豊富なスタッフのマンパワーをどう補っていくのかが、経営を軌道に乗せるカギと言えそうです。


甲府市中心街は、甲府城南側や岡島百貨店跡地の再開発も予定され、中心街の一帯は大きな変貌を遂げようとしています。

郊外の大型店やインターネット通販など 買い物の場が年々移り変わる中、岡島百貨店をはじめとする甲府市中心街が輝き続けることができるのか、事業者や行政の手腕が問われています。