山梨県上野原市で続く伝統芸能で2022年、ユネスコの無形文化遺産に登録された無生野の大念仏が5日夜、3年ぶりに行われました。

無生野の大念仏は上野原市秋山の無生野地区に伝わる伝統芸能で、毎年、旧暦の1月16日頃と8月16日の2回、披露されています。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催で、5日夜は白装束をまとった踊り手が太鼓や金の音に合わせて念仏を唱えながら刀を振りかざし、病人に扮した人を飛び越えて、病魔退散を祈願する様子を披露しました。

無生野の大念仏は2022年、全国の他の伝統芸能とともに「風流踊(ふりゅうおどり)」としてユネスコの無形文化遺産に登録され登録後は初めての披露となりました。
担い手の高齢化や後継者不足が課題になっているということです。







