2022年1年間に経営が破たんした山梨県内の企業の数は24件で、平成に入って以降2番目に少なくなりました。

東京商工リサーチ甲府支店によりますと2022年1月から12月までに県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業の数は24件で負債総額は54億5200万円でした。

倒産件数は前の年の19件に比べ5件増加しましたが、負債総額は4%減少し、件数、負債総額ともに平成に入った1989年以降で2番目に少なくなっています。

業種別で最も多かったのはサービス業の10件で全体のおよそ4割を占め次いで、建設業と小売業の5件ずつとなっています。

東京商工リサーチは「コロナ禍が続くことで特に、体力の少ない小規模・零細企業で業績改善の遅れが目立っている」と分析しています。







