日本近代の洋画家で、娘をモデルに生み出した「麗子像」で知られる岸田劉生らの作品を集めた特別展が、韮崎大村美術館で開かれています。


岸田劉生は明治から昭和にかけて活躍した洋画家で、娘をモデルとした「麗子像」の数々は、日本の近代を代表する絵画として広く知られています。


会場には、劉生が娘を描いた「麗子像」のほか、麗子が自身を描いた自画像、そして麗子の娘である夏子が描いた「麗子像」と三世代にわたる作品26点が展示されています。


美術館は、ものごとのありのままをきめ細かく描く=写実を追及した劉生らの作品を通じて、家族への思いや愛情を感じてほしいとしています。


この展示会は2月26日まで開かれています。