炭鉱部分が世界文化遺産に登録されている長崎県の沖合いにある端島、通称・軍艦島について、52年前に実測調査をした山梨県甲府市の男性による講演会が開かれました。

講演会は、国連教育科学文化機関=UNESCO(ユネスコ)の理念に基づき、平和や文化を守る活動に取り組む甲府ユネスコ協会が開いたもので、講師は甲府市の一級建築士・久保田要さんが務めました。

久保田さんは、軍艦島にあった炭鉱が閉山した直後の1974年に、現地の集合住宅など建築物の実測調査を行っていて、講演では、それらの記録の保存活動や資料的な価値などについて解説しました。

久保田さんは、「建築物から当時の技術やエンジニアの工夫、人の暮らしが見えてくる」などとして、記録や記憶を後世に伝えていくことの重要性を訴えていました。