小林雪乃記者:
「去年まで花を咲かせていたこちらの御神木ですが、今見てみますと枝だけが残っている状態で花を見ることはできません」

木は約10年前に弱り始め神社側は消毒などを行って保護してきましたが今年は花が咲かず樹木医などが調べたところ完全に枯れる「枯死」と判明しました。

これを受けて県は天然記念物の指定を解除すると発表しました。

一宮浅間神社 古屋真弘宮司:
「まだまだ木としては十分ここに立っていますので、将来朽ちるまで御神木として神様の一番近いところに残しておきたい」


神社の境内には今回枯れた夫婦ウメを親木とする梅の木が5本残っていて世代交代をして参拝する人を見守っていきます。