秋の関東高校野球、山梨学院は準々決勝で埼玉の浦和学院を破り来年春のセンバツ甲子園出場が有力となるベスト4へ進出しました。
二刀流選手もその実力を発揮しました。
きょう20日の準々決勝が初戦となった山梨学院。
先発はこの秋の大会初マウンドとなるキャプテンの菰田陽生。
初回から力強いストレートを投げ込み三者凡退に打ち取ります。
すると山梨学院は2回、2塁、1塁のチャンスで8番住友がライト前へのタイムリーで先制に成功すると、その後1点を加えて2対0とします。
4回、菰田がこの試合初めて得点圏にランナーを置くと、エース檜垣にスイッチ。
しかしレフトへのタイムリーなどで2対2の同点に追いつかれます。
それでも、その裏山梨学院は1アウト2塁で、バッターは1番上野原中出身の石井が左中間へのタイムリーで勝ち越します。
さらに、5回には4番菰田がバックスクリーンへのソロホームラン。
山梨の二刀流選手が本領を発揮し4対2とリードを広げます。
その後は檜垣が調子を取り戻し6対3で勝利した山梨学院。
ベスト4に進出し来年春のセンバツ甲子園出場を有力としました。
山梨学院野球部 菰田陽生キャプテン:
「きょう、しっかり勝ち切れて良かった」
Q. 5回の打席はホームラン狙ってましたか?
「スライダー2球続けてきたので、まっすぐ狙って打ちにいった」
「(準決勝も)一戦必勝で頑張りたい」
準決勝は10月25日、専大松戸と対戦します。
なお、21日は甲府工業が花咲徳栄と、駿台甲府が佐野日大とベスト4入りをかけて対戦します。