山梨県南アルプス市の沢登六角堂で和紙をくりぬいた作品「切子」を展示する祭りが行われています。

六角堂は老朽化が進んでいることから寄付を呼びかけていて10月には改修工事に入るということです。

七福神の恵比寿様やアニメのキャラクターなど様々なものが描かれた「切子」。

切子は15枚の和紙を重ねて専用の刃物でくり貫いたもので、南アルプス市沢登には350年以上前から伝わる県の無形民俗文化財です。

毎年10月13日に行われる「切子祭り」で展示されていて、今年は地元の人などが作ったおよそ60点が飾られました。

訪れた人は:
「(見たのは)初めてです。こんなに細かいものだと思わなかった。とても感動しました」