13日には伊豆諸島にかなり接近するおそれ
【11日16時42分 気象庁発表】
台風23号は、13日には伊豆諸島にかなり接近するおそれがあります。伊豆諸島では、暴風に厳重に警戒してください。また、うねりを伴う高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気象概況]
台風23号は、11日15時には奄美大島の東南東にあって、1時間におよそ10キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23m、最大瞬間風速は35mとなっています。また、前線が種子島・屋久島付近から伊豆諸島付近にのびています。
台風は発達しながら、12日にかけて日本の南から東海道沖を東北東へ進み、13日には暴風域を伴って、台風第22号と同じように伊豆諸島にかなり接近するおそれがあります。
伊豆諸島では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、台風が接近する前から大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴って激しい雨の降っている所があります。12日から13日にかけては、台風周辺や台風本体の雨雲の影響を受け、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。