山梨県内の公立の小学校は、3年生以降も少人数学級が導入される見通しで、県の委員会が1クラスの人数を議論しています。


22日は少人数学級を検討する委員会が開かれ、県に提出する報告書の内容を議論しました。


現在、県内公立の小学1、2年生で1クラス25人の少人数学級を導入していますが、会議では小学3年生以降も、国の基準の1クラス35人より少ないことが望ましいという方向性をまとめました。


このうち3、4年生について、小中学校の校長会など学校現場からは、教育的効果から25人学級を望む声が相次ぎました。

一方、学識経験者は施設面、財政面から30人学級を求める声があり、意見集約にいたりませんでした。


委員会は次の会議で報告書をまとめる予定で、学級規模については25人、30人の両論を載せることも検討しています。