25日午後、山梨県富士河口湖町勝山地区の道路わきの山林でクマが目撃され、町が注意を呼びかけています。
町によりますと25日午後1時50分ごろ、富士河口湖町勝山の国道139号からあかつき高原グラウンドまでランニングしていた小学校5年生と3年生の兄妹が、グラウンドまで約300mの道路わきの山林で体長1.5mほどの成獣のクマ1頭を目撃しました。
目撃時クマは目の前10m先で木をかじっていたとのことで、兄妹は引き返して近くの住民に目撃を伝えて避難したということで、その後のクマの行方は分かっていません。
町では防災無線で住民に注意を呼びかけると共に警察や猟友会、小学校に連絡をしました。
富士河口湖町でクマが目撃されたのは今年度20件目で、この付近では6月24日と30日に体長50~60cmの子グマが目撃されているということです。