10月、甲府市内で起きた住宅が全焼した火災で消火活動などにあたった近くの会社の従業員らに、警察から感謝状が贈られました。

南甲府警察署から感謝状が贈られたのはエルテックグループの小俣慶訓さん、篠田清志郎さん、與儀忍さん、野尻淳一さんの4人です。
4人は10月19日に、甲府市上阿原で住宅が全焼した火災を道向いの会社で仕事中に目撃しました。

この家に高齢男性2人が住んでいることを知っていた小俣さんと篠田さんが建物内に飛び込み、取り残されていないことを確認。

また與儀さんと野尻さんは近くの消火栓からホースをつないで消火活動にあたり、周辺への延焼を食い止めたということです。

住宅に飛び込んだ篠田清志郎さん:
崩れるのではないかという怖さもあったが、もし中に人がいたら困るので、その必死さで飛び込んだ。

南甲府警察署の瀬戸良広署長は「普段からの意識の徹底により最小限の被害に抑えられた」などと感謝を述べました。








